☆ 海洋散骨
ずっと先だと思っていたのに
とうとうその日が迫ってきました。
あなたの希望通り、東北の太平洋に お帰ししますよ~
まさか こんなに早くに こういう日が
来るとは・・ まったく・・予想外で残念なのですが・・
☆ あなたの望み
あれは7年前、私の母親を看取って 海洋散骨をお願いした。
すごく いいと思った
あなたも私も 実家を出た身ですから・・・
墓守は出来ないし・・
色々考えたけれど
やはり・・元素に帰れるように・・海
私たちの その時も そうしよう・・と
あなたは実家に帰りたかったけど帰れなかったので
「 東北の太平洋 」 という希望
私はまだ決めていない・・あなたのところかな?
☆ 儀式やセレモニーが 嫌いな人
「 俺は お経とか、線香とか 嫌だからね‥ 」
直葬で海洋散骨
そう約束してから・・・それってぶれていないのだろうか? と
死んでしまうと思っていない人に・・とても聞けないけど・・
思い切って聞いたんだよね・・・
死ぬ2時間くらい前?
「 ねぇ~ 葬儀は・・どうすんのぉ~ ? 」
そしたらあなたは、もう 喋るのもきつかったと思うけど
指差しながら・・・
「 決まってるだろう、直葬と海洋散骨だよ 」
そうか・・それは ぶれてはいなんだなと 確信した。

☆ 望み を かなえるのは 私
永遠のお別れの時が 来てしまった・・・
止めることができない、どうすることもできない
現実なんだ
「 ねぇ~ ほんとに 死んじゃったの? 」
だけど呼び止めない、引き止めない・・
だってさ、辛い中で 充分闘った・・・
呼び止めたって・・辛いだけ・・良くなることはない・・
悲しいけれど、どうすることもできない・・さようなら・・
せめて・・私がすることは・・
あなたの言うとおりに、あなたの望みをかなえて
その通りにすること。

ありがとう・・ありがとう・・・大好きだったよ・・