はっとう 作ってくれたね

日常

懐かしい食べ物なんだって・・ 岩手の田舎料理

知らない私に たまぁ~に作ってくれた。20年間だから何回もね。

「今夜 はっとう でいい?」

「もちろん! いいよぉ~」

中力粉を水でこねて ラップをして寝かしておく

出汁を取り、椎茸、大根、人参、ゴボウ、玉ねぎ(あるものお野菜でOK)

そして缶詰:サバ缶 or ツナ缶(あるものでOK)

コトコト・・・: 塩・醤油   まったくシンプルな田舎料理

寝かせておいた小麦粉:薄く延ばして上手に投げ入れていく

( これは私にはできない上手な技 )

 「出来たよ~」 

小どんぶりに盛り付けてもらって、彼はおいしそうにちょっぴりお酒を飲む

あれば漬物など・・ はっとう 1品で満足

昔はよく食べたんだって、平泉に行ったときも食堂のメニューにあったね。

    ☆ 10年前 91だった お父さんの薪割り・・途中なのにね。☆

☆ 迎えに来たのよねぇ~

美味しい はっとう が

もう食べられないのかと思うと、悲ししいよ~~

あの味はあなたの味・・

思い出すだけで泣いてしまう・・

それが辛くて嫌で考えないように思い出さないようにして半年来たんだよ。

辛すぎて・・  その間大変なことがあったんだよ!

この一緒に暮らした期間を忘れてしまおう、なかったことにしよう・・

衝撃でそんなふうにも・・思い始めていた。

気をつけながら良いものを使いつつ食事作りしてきたのに

癌になり、しかも死んじゃったじゃないの!?   はぁ~???

何の意味もないんだ・・と思って・・料理が出来なくなった、していない。

ガステーブルはお湯を沸かすだけ。

   ( 安いですよガス料金! 903円 )

ところがね・・ともだちの言葉に    ハッとした!

いいんだよ泣きながら沢山思い出して、

いっぱい時間がかかってもいいじゃない

幸せそうだったよ、嬉しそうだったよ、

自分の想いでいいじゃない、好きだったんでしょ!

楽しいこともいっぱいあったでしょ

    ☆ あなたの帰りたかったところ、ふるさと ☆

そだ・・・忘れちゃいけないんだ

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