古いマンション
何で古いものが好きなのか? あれこれ見てこれがいいんだって・・。
築30年位?分譲の賃貸といっているけど、オートロックじゃないし・・
でも、5Fだからまぁいいか。どうやって引っ越したのか覚えていない。
家賃は7万、東向き 眺めはまぁまぁ・・かな?
駅までの距離は同じくらいかな? 畑を通り抜けてじゃないので
砂嵐にやられることは、なさそうかな? 環境は・・うるさくなった。
またもや事件発生!
不動産屋から連絡が来た。ストーカー妻から
「突然いなくなってるけど行先を教えろ」・・と。
事情を知っている不動産屋は「守秘義務がありますから承知しました」と。
でも危ないのはあなた! 職場にも、趣味の場所にも乗り込まれながら
面倒くさいからと言ってしまいそう。
( そうしたら引っ越した意味がないじゃないか!! )
別れたい夫と別れたくない妻・・・世の中にもある話
そりゃ 元気でまじめに働き お金を入れてくれて、ご飯も 作らなくていい夫なら、別れたくない。寝ている家族、誰も返事しないのに「行ってきます」 朝食は駅そば・・昼食は社食・・仕事が終わると缶ビールを買って飲みながら 自転車‥ (オイオイ・・おまわりさんに止められて罰金だよ)妻には「みっともないからやめてよ」と怒られた! 帰りたくないとパチンコ屋にも行って手動で打っていた。 家の中は散らかり放題、玄関は自分の靴も置けなかったからドアの外に置いていた。スリッパを履かないと危険で歩けないし、ゴキブリもたまには遭遇した。自分の部屋はタンスが置いてあり布団を敷いて寝るので大きな地震が来たら下敷きになるかなと。 休日には自分のエリアの掃除と布団干し、1週間分の洗濯。楽しみだった卓球を続けていたとのことだった。 夕飯は「コロッケ」と言われて皿の真ん中に買って来たコロッケが1個・・コロッケが大嫌いだった。 道路の向うの弁当やに子どもたちと唐揚げ弁当を買いに行かされた‥唐揚げも大嫌いだった。 6人掛けのダイニングテーブルがあるが、30㎝くらいの高さで物が乗っている、一人食べられるくらいのスペースが空いているだけだから、一家だんらんなんてありえないのだと・・。 それでもその中でやるしかなかった。金がかかるから出ることができなかった。自分の責任で結婚したのだからどうしようもないことなのだと、 我慢するしかなかった。 田舎にも帰れない。 自分の母親を「くそばばぁ」と妻は言っていたので母親が死んだときは、犬小屋で家人に悟られないようにそっと泣いたのだと言っていた。
立派な家事放棄、写真も撮った方がいいと思うが一切しなかった。黙っていた。
妻は自分で追い出したのに、別れる気はないと言った。
あの人はやっと出られたのだから、戻りたくなかったんだろうな?
子どもたちには親として悪いと思うけど・・。
しかし、長女は妻によく似ていて、何かの時に彼の稼ぎで大学にも行かせてもらっているのに、高卒で働いていた父に対して「大学も出ていないくせに!」と 暴言を吐いた。それは非常に傷つきショックだったらしい。 「そうか、こういうふうに子どもを育てているんだな・・」と 妻に言ったという。 それから娘とは口をきいていないので、知り合ったときに、2年位は口きいていないかな・・と 言っていたし関わりたくもない様子だった。
離婚調停を申し込み、初めの頃は出てこないので成立せず、4年かかった。
その間も給料半分の生活費はずっと入れていた。(まじめだね)
調停委員もこんなにまじめな人はいませんと言った。そして例の小泉内閣の 年金分割法案が可決した!
調停委員は「奥さんこれ以上はもう取れませんよ」と言ってくれたと。
そして退職金半分、年金半分、家の名義は妻に・・・調停離婚が成立した。
②の古い賃貸マンションにストーカーは来なかった。
不動産屋さんありがとうございました。プロですね!守秘義務。
そしてマンションは古くても安全でした。
ストーカーが来たとしてもドアだけだからそこにずっと立っていてもね・・。
東向きだったので日の出はもちろん、月も美しく見えた。鳥の観察も出来た。
遠くに見えるMの建物・・何だろうね?と・・探したらなんと都庁だった(笑)
よくあちこち散歩したね・・・。