あなたが死んでしまって・・・・
とても大変だったんです。
ひとりですべてをしなくてはなりませんでしたから・・
それはあなたと私の約束で、
私たちは人に迷惑をかけないで そっと逝く・・
一緒には逝けないから、残された方は、娘にお願いする というもの。
あなたが先で良かったのかもしれない・・
だって・・大変すぎだもの・・
まさかこんなに 早く来るとは 思っていなかったですけどね
ところが予想外の 大変なことは起こります。
ひとりぽっちで それらを対処するのは ほんとに・・なんというか・・
次々と色々なことが起こって・・ひとりで居ることが無理かもしれないと
思うことが 何度かありましたが、踏ん張る！
周囲に支えてもらいました・・心配してもらって・・
ほんとうに お世話になり、よろよろとなんとか・・・
ひとつが終わると またひとつ ・・ なんとかなんとか・・
順番にやることをやって・・・ゆっくり・・・
泣いて居るひまも あまりなかったけど やっとだった・・
死ぬ準備を何もしていないあなた！
衝撃でしたね・・
のんびり屋のあなたと私ですから、まさかこういうことが起きようとは！？
☆ あなたが 死ぬ日の朝・・
「ねぇ～ わたしは株のことは何もわからないよ」・・と言ったら
PCを開くように指示して、パスワードだの資金移動だの・・・
またそのパスワードが、一つではない！
2時間くらい‥あれだのこれだの探しながら 私に教えた。
ネットバンキングは24時間だからね・・と言っていた・・。
そしてその日の午後・・静かに旅立ったのです・・・・
それからが私の地獄です・・・・
みんなひとりでやりました。
担当のDrに連絡して、泣きながらあなたにお別れしてDrを待ち・・
葬儀屋に連絡して・・ Drに死亡診断していただき・・・
「ねぇ ほんとに 死んじゃったの～！」と何度も叫びながら
ひとりであなたの死後の処置をしました。 私はナースですから・・。
（今まで幾度となく仕事ではしてきたけど、全くひとりって？あったかな？）
人生で 一番大切な人・・誰にも邪魔されずにゆっくりと心を込めて出来ました。
私はたぶん・・あなたの人生を終うお手伝い をするために
ナースになり、働き・・経験を重ねて 旅立ちのお役に 立てたのだと思います。
そのあとは自分も死ぬかと思うほどの衝撃で大変でしたが
それは何とか乗り越えて・・・・死にませんでしたね・・
ひと月過ぎた頃・・・少し落ち着き・・相続が発生しますから・・
あなたの子ども達に お手紙を出しました・・・
💀 それからが衝撃です 💀
なんと！ 子どもたちにお手紙を書いたのに 子どもからではなく
相続人でない元妻の 「鬼女」 が・・非通知で早朝に電話をかけてきました。
「あの人も大変だったわね・・私はあの人のことを よーく知っているけど、
あなたとなんかね、結婚したくなかったのよ！！！
それで プラスなの！？ マイナスなの！？
期限があるんだから 早急に目録送りなさいよ！！」 と怒鳴られました。
Bluetoothで繋がっていたので、部屋中に怒鳴り声が響きました！！
・・・・・・私は口から心臓が飛び出すくらいバクバクしながら・・・
私は子どもさんたちにお知らせしたので、あなたにではありません
と言いましたが・・
自分と同居している次男のところに送れ・・という指示でした。
ショックだった私は、9時を待って、母の相続でお世話になった司法書士に電話しました。
すぐに時間を取って下さって11時に約束して、70㎞車を飛ばしました。
1時間くらい話を聞いてくださって・・・
「これは普通じゃないから、司法書士ではなく弁護士を頼んだ方がいい・・地域の近い方がいいから 知っている司法書士を紹介するので、弁護士を探してもらった方がいい。 どんなにお金が掛かっても、自分が病んだり調子を壊したりするよりは、お金で解決した方がいいです・・・」と 住いの近くの司法書士を紹介してくださいました。
あれから5か月・・どんなに大変だったか・・・
でも プロって凄い、それを瞬時に見極めて指南して下さったのだから・・
ここに来てやっと、灯が見え始め もうすぐあなたの散骨もあるので
司法書士に 経過報告と感謝の mailをしたら・・・
休日なのに朝一で返事を下さり・・・もう、泣けた泣けた・・・・
私の周りの優しい方々・・・ほんとうにありがとうございます・・
感謝しかありません。
