・ 最近の傾向
コロナ禍の後 熟年離婚が増えているのだとか
4:6 の男女比なのだという 役職定年を過ぎると給料が下がり生活が変わる
そして相手の介護を想像すると 嫌なのだと..
定年を機に別れるとか この先を見込んで 財産分与して別れるとか
そう言ったことが最近 多くなっているのだという
人生って難しいねぇ~ だから人生の最後に向かってひとりになる という事は正解なのかも?
別れたくなくても 死がふたりを別つ という事がある訳で
それはドロドロしたものより 良いのかもしれないね..
人間の欲がまる見えになってしまう現場は いくつかあるけれど どうしたものか?
自由に生きている人たちは 沢山いるけれど ドロドロした人生は嫌だね
・ 高齢者
老々介護だったり 殺人事件だったり 結構 悲惨なニュースもある
仲よく暮らしている老夫婦は沢山いると思うけど 反対もある
我が家は… 早すぎたお別れだったけれど 悲惨じゃなくて これで良かったのかもしれない
そんなに お爺さんになる前に 人生を終えてしまったあの人
私の中には その姿でずっと残っているんだから…それ以上歳をとらない
一緒に ヨボヨボの姿なんて 想像もできないなぁ~
でも最後の4か月は ほんとに一気に老人というか 考えられない姿になって
もっときれいな最期が良かったなぁ~ あの人らしくスマートに
悲惨だね 癌というのは…
でもね..痛いこともなく 苦しんで七転八倒という姿は無かったから
まだ救われます… 70代って山だよねぇ~って言っていたのが その通りだった
やっぱりみんな 平等に歳をとるんだね いつまでも若い人なんていない
若いって素晴らしいことなんだね
・ 立派だったと思います
私に介護で迷惑をかけたくないから 散歩に行って鍛えているんだ と言っていました
ほんと 全然迷惑をかけなかった人 あなたらしいです
絶対介護されるなんて 耐えられないタイプだよね
冗談で 施設に行ったときの現場..なんて 想像してみたり 予行演習もしたよね
人の世話になるような人ではない と思います 恥ずかしがり屋だしね
とても想像できません だから お家でも最後まで自分で トイレに行きました
頑張って介助は受けないようにしていました
最後の方はね 嘔吐したり 辛いことも沢山あったので 理不尽だったと思います
排泄もちゃんとできました 私はもっともっと お世話したかったですよ
だけど きっと あなたはされたくなかった…やむを得ず..というのが切なかったと思います
もうちょっとかわいい病人だったらいいけど..結構終わりの方まで
我が強くて 喧嘩もしたよね.. かわいらしくないんだもの..
でもさ今思うと そう言いながらも 私がすることには
「ありがとう」っていつも言っていた… それは素直に受け取らなくちゃね
最後の日まで 自分では死ぬと思っていなかったんだものね
いくら鈍感でも もうちょっと覚悟というか 理解というか ちゃんとしてほしかったなぁ
まぁ悪気はなかったという事ですけれど..
・ いい人だったのよ
いつかは..お別れの時が来るんだもんね..
もしかすると 別れていたかもしれないから..それがイヤだったから
死をもって ほんとのお別れだったのかもしれません
そうじゃなくちゃ 私と一緒になった意味がないもんね
だから20年..これが 生活の限界だったのかもしれません..
あらかじめ 死別が解っていたなら もっと大事に大事に..できたけど
それが解らないもので もっとずっと居られるものだと 疑いもしなかったもので
ちょっと感謝が足りなかったね.. 沢山の時間を無駄に失ってしまいました
もっと仲良くすればよかったなぁ~
けれど反対に思うとね 仲良く出来たなぁ~ って思う.. どんなものかな?
憎みあうなんて無かったし 嫌いじゃないし ずっと一緒に寝ていたしね
たまにケンカをしたこともあるけど ケンカできるだけ仲良し..?
ケンカしても謝らないんだぁ~お互いにね… でも、暮らしてた
愛おしいと思っていました 相手がどう思っていたかはわかりません
でも、私は正直にそうだったから 良いという事にしたいと思います
私は あの人に充分誠意を尽くした と思っています.. 足りなかったかな?
出来ることは したつもりで居るんですけど 足りなかったら ごめんね…
ありがとう~